◆商品仕様 生産国 フランス (Made in France) 素材 クリスタルガラス (lead glass) 直径 34.8cm 高さ 8.2cm リム内径 14.3cm ブランドBOX 付属しております (※輸入品の為、箱に擦れ等がございます) ラリックの魅力は伝統的サティナージュ 冬にも落とすことのない、赤く色づく“野ばらの実”をモチーフとしたデザイン。
幅広のリムに生き生きと茂った野ばらがデザインされています、 テーブルのセンターに主役としていかがでしょうか。
フルーツを飾り盛りつけるのも素敵です。
*** ラリック社は1926年、アール・ヌーヴォーがトレンドのパリで “ルネ・ラリック(Rene Lalique)”により設立された。
アール・ヌーヴォーとは19世紀末から20世紀初頭、 ヨーロッパを中心に開花した美術革命的な運動で“新しい芸術”を意味します。
ルネ・ラリックは20世紀初頭にフランス・アルザス地方の ヴィンゲン=シュール=モデールに工場を建設して以来、 多種多様な加工技術を開発し、一流の職人を育成。
クリスタルの原材料となる坩堝作りにおいても 専門の職人を配置する徹底した手作業の工程は、 現在でも継承されており、1脚のグラスであっても 10人以上の工程を経て製造されます。
ラリックの特徴の一つである曇りガラスは、 フランス語で“サティナージュ”と呼ばれる 歴史ある伝統的な艶消し(フロステッド)加工技法で、 光はガラスを透過せず、一体化した優しい輝きを生み、 世界最高峰の逸品の彩りが完成するのです。
創始者ルネ・ラリック(1860-1945) ラリック社の創立者ルネ・ラリックは“モダンジュエリーの先駆者”と 称賛されたアール・ヌーヴォーの宝飾工芸を代表する職人であり、 後にガラス工芸に転向してアール・デコも牽引した工芸家。
世界的ブランド“カルティエ、ブシュロン”などの宝飾デザインも手がけた。
1860年にシャンパーニュ州に生誕し、 パリとロンドンで装飾工芸を習得する。
1885年からアール・ヌーボー様式で名高いジュエリー作品を次々に発表。
宝飾デザインの世界に革命的な変革をもたらし、 1900年の“パリ万国博覧会”でその名は世界的に有名となり、 5年後には老舗ジュエラーのひしめくヴァンドーム広場24番地に店を構え、 当時のラリックは最先端のモダンジュエリーの代名詞と言われた。
ヴァンドーム広場 (Place Vendôme) 1907年には香水商フランソワ・コティの依頼を受け、香水瓶をデザイン。
繊細で美しい香水瓶を量産する事に成功すると、 ルネ・ラリックのデザインした香水瓶は世界中の女性の憧れとなり、 ラリックはガラス工芸の道を歩み始める。